オメガは、オフィシャルタイムキーパーを務めるパリ2024オリンピックの開催を記念した「シーマスター ダイバー300M “パリ 2024” スペシャル エディション」を10月に発売する。
新作はオメガを代表するダイバーズウォッチ「シーマスター ダイバー300M」をベースに、パリ大会へのオマージュを散りばめている。例として挙げられるのが、回転ベゼルに配した18Kムーンシャイン™️ゴールド。これはオリンピックに出場するアスリート全員が目指す、金メダルを意識した仕様だろう。
ちなみに、プロフェッショナル向けの本格ダイバーズであるシーマスター ダイバー300Mでは本来、潜水中に岩場などに接触して傷が付くことを防ぐため、耐傷性に優れたセラミックスを使用している。このようにツールウォッチとしてのキャラクターが強いコレクションだけあり、18Kゴールド素材を採用したこと自体には驚きを隠せない。
驚きはまだつづく。ブレスレットのクイックチェンジシステムをシーマスター ダイバー300Mシリーズとしては初採用したことも忘れてはいけない。今や各メーカーがこぞって採り入れる“工具を用いないストラップ/ブレスレットの交換システム”だが、スウォッチ グループ、とくにツールウォッチやスポーツウォッチを多く手掛けるオメガはその導入に慎重だったからだ。
最良のダイバーズウォッチたるシーマスター ダイバー300Mが、エレガンスと実用性の追求に踏み込んだシーマスター ダイバー300M “パリ 2024” スペシャル エディションは、典型的な記念モデルとは一線を画すモデルに仕上がった。
現時点で最も優れた、金メダル級のダイバーズウォッチと言い切ってしまいたい。
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